講師プロフィール


英会話講師

石塚 由紀(ISHITSUKA Yuki)

日本語でも英語でも、豊かな自己表現ができる人って素敵だと思いませんか?皆さんが楽しい気持ちで英語と向き合い、生き生きとした自己表現ができるように、一緒に学んでいきたいと思います。教室名の "nico" は、「ニコニコ(笑顔)」の意味もあります😊 レッスン後は全員が元気に "See you!" と言い合える、笑顔あふれる教室を作っていきたいと思います。個人教室のため限られたクラス数ではありますが、子どもから大人まで、たくさんの出会いを楽しみにしています(^^♪) 


【取得資格】

英検準1級、TOEIC920点、TESL(第二言語としての英語教授法)ディプロマ(TESL Canada認定)、J-SHINE小学校英語指導者+(プラス) 資格、mpi上級認定指導者、mpiフォニックス認定指導者

血液型:B型      星座:さそり座

趣味:旅行、SA巡り、音楽・映画・舞台観賞、野球

好きな言葉:笑う門には福来たる、九転び十起き

好きなこと:お笑い、夜中のグミ、コタツでぬくぬく

好きな食べ物:納豆カレー、お芋


=== About Me ===

〜 英語とわたし 〜

 子どもの頃、NHKで放送されていた『フルハウス』が大好きで、何となく英語という言語と、その背景にある外国文化に興味を持ち始めました。今思えば、それが英語への扉を開けた瞬間でしょうか。小学生の頃は近所の英語教室に、友だちが通っていて楽しそう!と、これまた何となく通い出しました。今でも心に残っていること・・・「My name is Monkey.」という歌のフレーズと、「F」の発音で唇を噛みまくったこと(笑)そして中学生となり、本格的に英語を勉強するようになってからは、どんどん英語が好きになりました。当時の英語の先生の授業も、大きく影響しています。

 

 留学する意志が固まったとき、家族からは猛反対されました。海外に行くなんて危ないと。そこでとった行動は、部屋に立てこもる(笑)結果は私の粘り勝ち!ついに、念願のカナダ留学へと旅立ちました。カナダでは、西のバンクーバーと東のトロントに住みました。比較的大人数の家庭で育ちましたので、賑やかな環境で生活したいと思い、帰国までずっとホームステイを選び、楽しい日々を送りました。ホームステイ先にはいつも小さなお子さんがいて、長女のような気分で遊んでいました♪ 家族と一緒にお出かけすると、日本では経験できないような機会にたくさん出会います。それまで出会ったことのない考え方や生き方、とても刺激的な毎日でした。

 どちらの都市も好きでしたが、改めて感じたこと、それは・・・「やっぱり日本が一番!さ、日本へ帰ろう〜。」と、異文化を楽しみながらも、日本の良さに改めて気づき帰国しました。一番はやっぱり食事です!帰国したとき、10kg増量した私を見た母のひと言・・・「どうしたの(その体)!?」(涙)久しぶりの再会だというのに。。。


〜 英会話講師ってどんな仕事? 〜

 初めて英会話講師としてデビューしたのは十数年前。英語がわかることと、英語を指導することは大きく異なるものだと、面食らったことを今でもはっきりと覚えています。A社採用試験の実技試験のとき、一枚の紙を渡されました。そして、「はい、今から◯分間で内容を確認して、実際にレッスンをしてみてください。」と言われました。衝撃でした。4つのイラストが描かれているだけ・・・それぞれ何を教えるのか、何となく想像はつくのですが、数分で考えなくてはいけない・・・もちろん、英語で教えるのです。教える対象が子どもか大人かでもまた違ってきます。人生で初めてのそのデモレッスンは、すべりまくりのコントのような出来だったと思います(笑)一方、B社については、歌を選んで歌う、それくらいだったでしょうか。筆記試験もなかったような。。。動物の単語が読めたら合格!みたいな会社もありました。。。同じ業界でも求められる条件や英語力が異なることに疑問を感じたものです。。。

 英会話講師の仕事はたくさんあります。一番重要なことは、しっかりとしたレッスンプランを作ること。短期目標、長期目標を設定して、日々のプランを作ります。プランができたら、その内容に合わせて準備をしていきます。音楽の先生、図工の先生、ダンスの先生等々、軽く七変化するといってもいいかもしれません。日本語で教えるわけではないので、特に子どもたちを教える場合は、子どもたちが興味をもって理解できるレッスンにするために七変化で大忙しです。先生を探す際は、プランをしっかり作っている先生を探すことをオススメします。

 「大手に所属していたほうがいいんじゃない?」とよく言われます。そうかもしれません。でも、大手で教えていると、指導方法や教材に対して疑問を抱いてもそれを使い続けるしかないし、やりたいアイディアがあっても制限されてしまう。改善して欲しいことがあっても、それがいつの日になるのか・・・なかなかやりたいことが実現しない。より良い効果が出る手段があれば、どんどん導入したいと思い、個人で教えることを選びました。

 青春時代もNHKで放送されていた海外ドラマにハマり、「私も英語を話せるようになって、異国の地で青春を謳歌してみたい!」と、単純な気持ちを抱いたものです。ドラマの日本語音声がかなり面白くて、英語と聞き比べたりしていました。英語を使って何をするかは・・・具体的にはまだ考えていませんでした。この頃から「留学したい!」との思いがじわじわと芽生え始めていたのは確かです。

 帰国後は英語を使う仕事に就いてきました。英会話講師としては大手2社にて指導しました。中でも英語を最も使ったのは、外国人上司の秘書時代です。色々な仕事を経験させてもらいました。英語4技能をフル回転して過ごす日々にはかなり鍛えられたものです。そのときの上司は、とにかくどんな仕事でも「やってみてね。」といった感じで、出来る出来ないは自分で判断するというスタイル。正直、疲れ果てることもありましたが、正面から仕事と向き合うことで、実はやれば出来ることって意外とあるんだな、と気づきました。先回りして積極的に動く姿勢や判断力もここで身につきました。笑えるくらい、かなり先を読む力を身につけました(笑)今なら笑えますが、当時は「もう無理なんですけど!」と向かいの席の上司に言葉を投げていたこともあります。うまく交わされていましたが・・・仕事をしながら、グループ内の外国人スタッフの生活サポートをすることもありました。サポートをする立場ですが、日本人の私でも実は知らないことが意外とあったりして、相手の方が色々知っていたりするんですよね〜。そして、様々な「英語」に出会いました。"World Englishes"ですね。

 nicoを始める前は、学習塾の立ち上げに携わりながら、英会話指導をしていました。しかしながら、会社の事情により突然閉鎖・・・「よし!今度は自分で英会話教室を始めよう!」と奮起し、nico english podを始めることを決心。人生、明日何があるか分かりません。。。私の手帳にはいつもこの言葉があります。「大切なのは、逃げないで立ち向かうこと!」ま、ほどほどに・・・

〜 これからの日本の英語教育 〜

 日本の英語教育もようやく変わろうとしています。小学校では2020年度に英語が教科となりました(5、6年生)。中学英語は大激変し、高校英語も変わっていきます。といっても、問題は山積みのよう。その一方で、グローバル化はどんどん進んでいて、英語の必要性はどんどん高まるばかり。この英語教育の転換期、目が離せません!

 日本にいて最近気づくことがあります。世界を身近に感じるようになりました。ふと周りを見渡すと、色々な国の人たちが身近にたくさんいます。日本語がほとんど聞こえてこない場所さえある。英語で話しかけられることも昔に比べて増えました。学校でも職場でも、日本人だけという場所は減ってきているのではないでしょうか。

 そんな時代の流れなのか、職場の公用語を英語にするなんて会社も増えていますね。英語、英語、となるのもどうなんだろう?会社が一番大事に考えることは何なのだろう?と、個人的には思いますが、英語を身につけることで世界が広がることは確かです。知識だけの英語ではなく、コミュニケーションのための英語が必要となる時代。そんな変わり目の時代に大切なことは、何のために英語を学ぶのか目標を持つこと、知ること。何のために学ぶのか考えなければ、英語と正面から向き合うことはできません。目標によってはやるべきことも違ってきます。子どもたちには周りの大人が一緒に考えながら伝えてあげてください。大人の皆さんは英語を学びたいと思ったら即行動に移しましょう!その一歩が大事です。Take action now!