ありがとう、真央ちゃん
Hello! 講師のYUKIです。
いよいよ新学期がスタートしましたね!お子さまのご入学、ご進級おめでとうございます😊 nico english podも土曜日から新年度がスタートしました。週末に、1年分のレッスンプランとクラス記録をファイルに綴じました。真っ黒になった記録を見ると、なんとも言えない気持ちになります。どの教室の先生方も同じ気持ちになるのではないでしょうか。また真っ新な紙を用意して、「よし!新しい1年の始まりだ!」と気合いを入れました。今年も始まりの季節がやってきました。
春は新しいことを始めたり、入学や就職など、新しい世界へ踏み出す季節。あの選手も、新しい人生のスタートを決意されました。浅田真央さん。数日前、フィギュアスケート選手の浅田真央さんが現役引退を表明されました。ピンクの可愛らしい衣装を身にまとい、ポンポンと難しいジャンプをうれしそうに飛び、スケートが楽しくて楽しくて仕方ない女の子。真央ちゃんを初めて見たときの衝撃を今でもよく覚えています。14、5歳くらいだったでしょうか。その少女が、いつの間にか大人になって、選手生活を離れて新しい世界へと一歩踏み出すのですね。。。私は子どもの頃からフィギュアスケートを観ることが大好きでした。子どもの頃の有名選手は伊藤みどりさんでした。その伊藤みどりさんに憧れていた真央ちゃん。憧れるだけでなく、ものすごく努力して、ものすごいスケーターになった真央ちゃん。あの頃では考えられないような技をたくさん魅せてくれました。
フィギュアスケートを舞台にした少女マンガもその当時に読んでいて、それはそれはハマったものです。そのマンガの中では、スケートが大好きな女の子が、あるきっかけで本格的にフィギュアスケートに取り組むようになり、ライバルが現れて、その完璧で美しい滑りに圧倒されるんですね。そしてその滑りを意識せずにそっくりそのままコピーして滑るようになります。そのことに気づいたとき、滑ることができなくなる。そういった大きな挫折を乗り越えて自分らしい表現力を身につけたスケーターとなる、そんなお話です。この主人公の女の子もトリプルアクセルを得意としていたんです。最終回では助走なしで4回転を飛ぶという、かなりミラクルな技をやってのけました。当時の私はみるみるフィギュアスケートの世界にのめり込みましたね〜。床の上でジャンプやビールマンスピンを真似てみるなど(笑)もちろん、できるわけがありません。すぐ真似したくなるのです (^^;)
マンガの世界って、現実的にはありえない話が出てくるじゃないですか。でも、浅田真央さんが出てきたとき、「あれ?あのマンガの女のコみたいなこと出来ちゃうんじゃない?」なんて、ものすごくワクワクした気持ちになりました。今のフィギュアスケート界のレベルの高さといったらものすごいことになっていますよね。その先駆者が浅田真央さんなのかなぁって。14、5歳の彼女の滑りは、観ている私たちも楽しくて、うれしくて、ワクワクしましたよね。いつの日か、日本を代表する選手となり、大きな期待とプレッシャーを常に背負い、いつもいつも自分自身と戦う姿が、ときどき観ていて辛くなったほどです。
ソチオリンピックのフリーのスケーティングは一生忘れないと思います。今観ても涙があふれてきます。ものすごい選手。あれほど人を惹き付ける選手はもう現れないんじゃないかなと思うほどです。引退は正直さみしいけれど、これからの新しい浅田真央さんの生き方が楽しみですし、やっぱりいつまでも応援したいです。現役の彼女をずっと観ることができた私たちは本当にラッキーですね。引退会見の浅田真央さんの表情、素敵でしたね☆ 最後まで穏やかな笑顔を魅せてくれました。涙を見せないぞっていう、あのプライドがこれまでの彼女を支えてきたのかな。。。全てをやりきったと言えるなんて、本当にカッコいい。
最後に、私にもこのひと言を贈らせてください。「真央ちゃん、長い間本当におつかれさまでした。」
桜の優しいピンク色は、まるで真央ちゃんのようですね (*^^*)
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