時間内で精一杯やる

 Hello! 講師のYUKIです。


 日曜日は父の日でしたね。教室では、子どもたちとお父さんへのプレゼントを作りました (*^^*) 事前にいくつか見本品を作りまして、気づいたら父親の顔だらけ・・・せっかくだから、完成品をひとつ、父に渡そうかしら (^^;) 子どもたちからすると、おじいちゃんの年齢なので、「先生、なんでおじいちゃんの絵なの?」との声も(笑)ちょっとしたハプニングもありましたが、子どもたちは母の日に続いて今回もとても一生懸命にプレゼントを作っていました。お父さま方、子どもたちから2017年限定のプレゼントです!息子さんや娘さんをいつも身近に感じられますように・・・


 父の日ということは、そうです、気づけばもう6月も後半。気づけばすでに梅雨入り。気づけば夏至。気づけば・・・、なんて、余裕のない日々を送っていると、一年はあっという間に過ぎていきますね。もう少し余裕を持った生活をしたいと思うわけです。そんなとき、この間の朝の連続テレビ小説で、宮本信子さん演じる鈴子さんがおっしゃっていた言葉にハッとしました。


"仕事っていうのは決められた時間内でするもの。時間内で精一杯働いて、終わったら忘れる。そうでなければ良い仕事はできない。嫌になる。"


分かるよ、分かる!痛いくらい経験ズミである(笑)年齢を重ねるごとに大きく頷ける言葉を、改めて言われた気がしました。時間外も精一杯やることはどうなんだ?それは疲れるだろう。時間内をダラダラ適当に働くのはどうなんだ?それは時間の無駄だろう。やるべき時間を働かないのはどうなんだ?そりゃ、論外(笑)時間内で精一杯働いて、「あー、今日も一日よく働いたなー!おつかれさま!」と言って、そこからは自分の時間を精一杯過ごす。当たり前なんだけれど、そんなにうまく出来ないところが、まだまだ自分は"ひよっこ"だと感じてしまうものです。「でもね、職種や職場環境にもよるんですよ〜、どうにもならない状況ってものもあるんですよ〜、鈴子さん!!」なんて言い訳をしたくなるときもありました。その頃は確かに、家に帰っても仕事のことが頭から離れず、疲れきってしまったものです。


 厳しい状況であっても、お互いに助け合える、相談し合える、そんな良好な人間関係のある職場なら、そこまで嫌になることはない気がします。大抵の場合、人が絡んでいるものだから。「どんな仕事に就こうと、全てはその場所の人間関係がどうであるかよ。」と、昔お世話になった方が言っていたっけな。確かにそうだと、頷いた。というか、「信頼関係」が大切なんですよね。

 このテレビ小説は、東京オリンピック前後のお話で、つまり昭和という時代のお話。何がいいって、人と人とのあったかい交流を感じることができるところです。「おはようございます!」から始まり、みんなでお店の準備をして、みんなで笑顔でお客様を迎えて、みんなで一日を終える。普通なんだけど、なんかいい。そして、前述の鈴子さんのように、あんな言葉をかけてくれる人が職場にいるって幸せだと思うんですね。人から学んで知る時代でした。スマホやパソコン、EmailやLINEなど、あっという間に便利なものが作られて、人工知能にお世話になる時代もそこまで来てる。人と話しながらも何かしらの画面を見ている人が多い現代。便利だけれど、たくさんのものを奪われた気持ちが大きい。


 教育現場も便利なものがたくさん出てきて、大きく様変わりしていますよね。使い方によっては最高のツールにもなり、最低のツールにもなる。言葉を教える自分は、ちょっと面倒くさいくらいの方法が好きです。楽して覚える方法もよく耳にしますが、楽して覚えたものはすぐに忘れる自分です (-_-;) それに、"◯◯するだけ"の効果というのは、健康器具で十分に知った(笑)彼らはその効果を発揮できずに別の用途のために活躍している。。。ごめんよ・・・言葉は誰かと向き合って、触れ合って覚えるもの。だから、かつての日本人の言葉は美しいのだと思うのです。


みんな、お父さんに何を伝えたんだろうな〜 (^^)

「ひみつー!!」と、またも連呼されました・・・



 



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ニコ イングリッシュ ポッド こどもから大人までの英会話教室

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