言葉にこめる思い

 Hello! 講師のYUKIです。


 最近、ちょっぴり春を感じるようになりましたね (^^♪ 先週は雨のにおいから春を感じました。少しずつ暖かい雨になるころ。草木もそろそろお目覚めでしょうかね〜。春よ〜、早く来い〜。そろそろ極暖ヒートテックとサヨナラできるかな??なんて思っていたのに、今日は冬の寒さに逆戻り・・・油断してはいけませんね。ホッカイロまで貼って過ごしたこの冬、極暖ヒートテックの素材はカイロがはがれやすいようで、ちょいちょい教室に落としておりました(笑)年々、冬になると装備するものが増えているような・・・筋肉が足りないから寒いんでしょうね。。。運動ですね、やっぱり (;_;)


 今日は先日読んだ、ある小学生の作文のことを書いてみます。とても素敵な作文でした (*^^*) 子どもたちの言葉は、大人の心にシンプルにストレートに響くことがありますよね。時に、大切なことを気づかせてくれる。忘れてしまっている大事なことを伝えてくれる。そんな子どもたちの文章が大好きです。今回出会った言葉とは・・・?


 この小学生の女の子は将棋をやっています。将棋の終局の合図は、敗者が自ら負けを宣言する「負けました」という言葉。その「負けました」という言葉について書いていました。自分が負けたことを声に出して相手に伝えることで勝敗が決まる競技って珍しいですよね。この子はある勝負に負けるときまで、「負けました」を口先だけで心を込めずに言っていたそうです。その時まで何局もあっさり負けていたから。でも、絶対に勝てるだろうと思っていたその勝負で大逆転されたときに初めて、「負けました」という言葉の意味を考えたそう。


 「あなたは、強いですね。」


そう相手を認めて尊敬する意味があることに気づいたそう。涙いっぱいに初めて心を込めて「負けました」と言えた瞬間。負けを声に出して言う、どんなに悔しくて勇気がいるんだろう。。。もしかしたら、「どうせ自分は弱いんだし・・・」なんて気持ちを抱いてしまうかもしれない。でもこの子はそうじゃなかった。大切なことに気づき、とても強い気持ちを持つことができた。そうしてまた頑張る勇気を持った彼女は、どんどん将棋が強くなると思います。その勝負以来、どんな負け方をしても、心を込めてあいさつをするようになったそうです。厳しい勝負の世界で少しずつ成長しながら、本物の強さや柔らかい心を持った人になれるんだろうな。がんばれ!!


 この子から学んだことは、「言葉に込める思い」の大切さ。私の尊敬する人も言っていました。言葉や何かに対して「思い」のない人は、軸が定まらずブレてしまうと。子どもたちは大切なことを気づかせてくれますね😊

nico english pod

ニコ イングリッシュ ポッド こどもから大人までの英会話教室

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