宿題、やる?やらない?
Hello! 講師のYUKIです。
久しぶりの登場となりました(笑)今年の夏は猛暑と忙しさとの戦い・・・この数日は、少しだけ秋めいた陽気でしたね〜。お盆も過ぎたし、このまま秋へと突入するのか、それともまた猛暑復活なのか!?ここ数年は、はっきりとした四季を感じることがないように思います。四季の移り変わりを楽しめる日本であってほしいなぁ・・・
さて、子どもたちは夏休み真っ最中ですね!猛暑に負けず、みんな元気いっぱいに過ごしているようで安心しています。教室は7月で一学期を修了し、先日、レッスン参観を終えたところです。レッスン参観を通して、保護者の皆さまにはお子さんのあらゆる成長を感じていただけたらと思います。英語力以外にも注目すべき成長がたくさんあります (^^) 子どもの成長は本当にめまぐるしいものです。
レッスン参観で、保護者の方から宿題についてのご相談を受けたので、今日は宿題について考えてみようと思います。この「宿題」というものは、子どもたちにとってはあまりうれしくないものでしょうね〜。いつの時代も、子どもは宿題との戦いかもしれません。でも、最近の学校では量がちょっと多いようですね。時々、「え!?そんなに宿題出されるの?」なんてことも聞こえてくるわけで。宿題が増えた影響なのか、それとも他にも要因があるのか、最近の子どもたちからはよくこんな言葉が聞こえてきます。
「疲れた」
「忙しい」
「眠い」
口癖トップ3とでも言いましょうか。自分の子ども時代、これらの言葉を発した記憶があまりないので、心配になってしまいます。疲れたといっても、遊び疲れでした。疲れの原因は荷物の重さにもあるんじゃないかとも思いました。10キロを担いで通学する日もある、なんて小学生の話を聞いたこともあります。そのせいか、小学生の腰痛も問題となっているらしく。。。宿題も荷物も重いんじゃ、疲れるに決まってる、な。もう少し、子どもたちにやさしい世の中にならないものか・・・
そんなわけで、とても忙しい子どもたちに習い事の宿題までも課さなければならない立場はちょっと辛い。決して多くはありませんが、それでも気が引けるような疲れた姿を目にすることもあります。「学校の宿題の意味は何?」「習い事の宿題の意味は何?」、きっと子どもたちは疑問を持つことがあると思う。学校のことは学校にお任せしますが、私が宿題を出すのは、まず、家族で英語や子どもたちが学んでいることに関心を持ってほしいということ。幼児、小学校低学年までに親子で英語を楽しむことができたなら、それ以降の子どもたちの英語に対する気持ちは大きく変わっていきます。自分に関心を持ってくれるということは、子どもにとってうれしいこと。無関心が一番よくない。そうして高学年になったとき、家で英語と向き合う習慣ができていれば、自立学習ができるようになる。だからといって、「もう一人でやらせておけばいいか。」っていうのは良くありませんのでご注意を!ちょいちょい気にかけてください。
お子さんが宿題をしなくて困っている皆さん、そんなときはまず「宿題は?」とか「宿題やりなさい!」じゃなくて、「これ、一緒にやってみようか ♪」と誘ってみましょう。歌をうたったり、絵本やアルファベットを使ってゲームをしてみたり、一緒に楽しむ時間を作ってみてください。「これ教えてくれるかな?」のように、お子さんから英語を教えてもらうことも効果的です。英語学習は長い道のりですから、焦らず、時には休憩しながら進めてください。あるとき突然に英語のスイッチが入ったりするものです。スイッチがONされるには、先にも述べたように、親の関わり方が非常に大切です。適当にこなす宿題には意味がありませんから、やりたくないときに無理矢理させることは逆効果です。「嫌だ」という気持ちが芽生えると、ちょっと厄介です。それから、車の中で宿題を済ますということだけはしないように!揺れる車内で集中して文字を書くことは不可能です。もし忙しいのであれば、やれる時間を少しでも見つけて、その時間内でやれることをやるところから始めましょう。小さなことを継続する習慣を作るために、根気よくお子さんに寄り添ってあげてください。
今の子どもたちが大人になったとき、日本の社会は大きく変わっていると思います。そんな社会を生き抜くために、英語は最低限必要な武器になるでしょう。そんな時代に突入しています。だから、教える自分も必死です。この必死な思いが子どもたちに届くように、今向き合っている「宿題」が、少しずつ子どもたちの自信につながるように、と。社会人の生徒さんの中には「使える英語」を知りたいと、一生懸命に英語学習に取り組んでいる方もいます。知っている単語なのに、簡単な単語なのに、その「使い方」が分からない。その気持ち、よく分かります。実際のコミュニケーションで使う英語は、学生時代に学んだものとちょっと違ってた。そうならないよう、子どもたちが身につけるべき英語というものを、国はしっかりと考えていかなくてはならないし、適切な評価方法を作らなければならないと思う。
2020年、オリンピックだけではなく、英語教育が激変する時代になるのか!?忙しい年になりそうです・・・ね。
Where’s YUKI??
大人になっても宿題はあるんだよ〜。宿題から解放されて、久しぶりに思いきり遊んできました☆
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